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核施設の地震影響に国際的注目

核施設の地震影響に国際的注目Radiation Protection Information Center

  • 中国の核兵器の設計、製造、備蓄のための主要拠点は、被災した四川の地震区域にあり、西側の専門家たちは、放射性物質が漏洩しうる損傷の兆候を探している。
  • 偵察衛星による米国の判断では、四川にある中国の核兵器関連施設の地震影響による、(チェルノブイリ原子炉事故のような)即時の懸念はない。
  • 核弾頭の暴発や原子炉崩壊の場合、大規模な核放射線災害を引き起こす恐れがあるが、中国四川大地震以後、日本への顕著な影響は見つかっていない。08.05.21
  • 国連の全地球核放射線監視網は、四川の核施設からの顕著な放射性物質の漏洩を見つけていない。08.05.21
  • 中国以外の核放射線監視網が発見できるような大気への顕著な核物質の漏洩は見つかっていないが、それは、必ずしも施設周辺の局所の公衆と環境へ甚大な影響が存在していないことを証明したことにはならない。
  • 施設内の作業員への核放射線影響以外にも、ソ連の南ウラルのプルトニウム生産拠点からの核汚染災害事例から、四川の核施設の周辺リスクは懸念される。