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四川に存在する核兵器開発関連施設

四川に存在する核兵器開発関連施設Radiation Protection Information Center

四川に存在する中国の核兵器の研究開発および生産の拠点

プルトニウム生産施設821プルトニウム生産施設821

中国の核兵器の設計、製造、備蓄のための主要拠点は、2008年5月12日に大地震に被災した四川にある。この地域は中国の地震多発地帯であるので、大規模核災害の潜在的リスクが懸念される。果して、中国の安全および危機対策は万全なのか。

米国の偵察衛星の監視から、大規模事故がなかったことは判っているが、顕著な損傷を受けていない保障はない。仮に甚大な損傷を受けていたとしても、これらが軍事施設であるため、情報が開示されない恐れがある。今後、二次的な核災害が四川の地で発生しなければ良いのだが。

ソ連の時代、ロシア政府はプルトニウム生産施設に関連した災害を秘密裏に処理していた事実がある。世界が注目する四川地震、中国政府の情報開示と正しい核の安全対処が求められている。

C2008 高田純

青川余震 M6.4 2008.5.25 17:21日本時間青川余震 M6.4 2008.5.25 17:21日本時間
震源と821施設間の距離はおよそ50km