2006.10.09 10:35頃 北朝鮮第1回目の地下核爆発実験
2007年ウイーンの国際原子力委員会IAEAの環境会議にて、高田純は北朝鮮の第二回核実験が日本へ与えた影響としての線量計算結果を報告した。そのレポートは ”Dose prediction in Japan for nuclear test explosions in North Korea" Applied Radiation and Isotopes 66, 1683-1685, 2008.
実験が原因となった線量レベル
実験場
第一回実験の日本への放射線影響
日本本土 レベルF
日本海日本側 レベルE以下
爆発時点に実験場を通過した気流は東方へ移動し、43時間後時点では東北・北海道を通過したと考えられる。
2006年10月11日 5:40 時点
各地の監視地点の予測レベルは全てF
全国異常なし、健康影響全くなし
06.10.09 の北朝鮮の地下実験実施から43時間に、全国に放射線の異常は無かった。これは計算された予測と一致している。 予測計算と観測結果から判断して、日本の漁業・農業に影響はなかったと言える。
2006.10.11 更新 2006.10.12
C 高田 純 2005.07.04より
A-C 危険な範囲
D-F 安全な範囲