楼蘭遺跡周辺での核爆発とNHKシルクロード取材の行程　1980年 4月
【参考文献】
高田純著「核の砂漠とシルクロード観光のリスク　NHKが放送しなかった楼蘭遺跡周辺の不都合な真実」（医療科学社）

米国・フランスの核実験に対する日本の報道の姿勢は、中国の核実験には貫かれていない。シルクロードの過去のロマンを核爆発により破壊した中共である。しかも悪魔の手のひらの上を転がされたのがＮＨＫだった。こうして国民が知らないうちに、ＮＨＫの番組は、世界で最初に核災害を受けた日本人の魂を大いに傷つけていた。

ＮＨＫは、当地の“中国の核実験”を承知のうえで番組を制作し、繰り返し長年にわたり、放送を続けてきた。すなわち、結果としてＮＨＫは中共の核の蛮行・人類的犯罪の隠蔽に加担していたのだ。彼らは、番組の裏面をひた隠しに、放送とビデオ販売を続けた。こうして、史上最悪の核爆発災害と残留するシルクロードに残留する核ハザードの問題が、世界の目から遠ざけられてしまったのである。

中国がメガトン級の大型核弾頭を含む核爆発実験を楼蘭遺跡周辺で強行する同じ期間に、およそ27万人もの日本人が当地を観光していた驚愕の事実が判明した。