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シルクロード核爆発災害

シルクロード核爆発災害Radiation Protection Information Center

トルファン盆地の火焔山トルファン盆地の火焔山

終生の研究対象である核爆発災害の研究は、広島から始まり、セミパラチンスク、マーシャル諸島と現地調査が続いた。そして、とうとう隣国中国の核実験の調査となった。

中国政府は第三者調査に対し現地を公開しないばかりか、長年、公式に実験事実および周辺影響を開示していない。調査としては極めて困難な状況にある。そうした中、現地訪問をしない形で、中国の核爆発災害の真相に迫った。それは、北西に国境を接するカザフスタン調査時に入手した科学報告書のデータを鍵にし、核爆発災害の科学理論による現地ウイグルの被害評価をするという手法である。

報告書

  • 「中国の核実験」 医療科学社 2008.
  • Chinese Nuclear Tests, Iryokagakusha, 2009.
  • 「核の砂漠とシルクロード観光のリスク」医療科学社 2009.