タイトル画像

高田純の見解

活断層に対する原子力規制委員会の暴走と地震学者の無能Radiation Protection Information Center

高田 純 先生の写真

高田 純

札幌医科大学教授 放射線防護学View PDF

国家の運営の基礎は、科学第一。それを軽視すれば、国は滅びる。国家の長期エネルギーの根幹に関わる組織は、原子力委員会同様に、内閣府に存在するのが妥当ではないのか。環境省原子力規制委員会の稚速な結論は、国の結論ではないことを、私たちは、まず理解すべき。またもや、「活断層」調査で、混乱が生じている。

「極めて近き時代まで近く運動を繰り返した断層であり、今後もなお活動するべき可能性のある断層」を特に活断層(かつだんそう、active fault)という。ここでいう「極めて近き時代」とは新生代第四記を指す。狭義には、「過去数十万年」を指す場合もあるが、これは多くの場合、活断層の認定が断層の変位基準となる地形の形成年代にも深く関わることから設定された便宜的なものであって、その曖昧さが指摘されている。

第四紀の専門家の間では、当時、鮮新世の最後期とされていたゲラシアンを第四期に含め、第四紀の始まりを258万年前のビアセンジアン・ゲラシアン(Piacenzian-Gelassian)境界とするのが一般的となっていた。

数十万年から二百万年ほども太古の昔に動いたものまでを活断層と言っているらしいが、そんなものは、現在、存在しないとみるのが私たちです。今は恐竜もいないし、そのころには人類もいない。活断層狂で社会を混乱させるな。そうした活断層なら、都内に、高層ビルは建てられない。富士山ももっと頻繁に噴火している。都民を、どこに移住させるのだ。

鮮魚とか、活魚といったら、そりゃ生きのいい魚です。あの地震学者がいうのは、日本国が建国される遥か昔、人類までも存在しなかったころの活きの悪い話のようです。言葉に惑わされています。 原子力規制委員会の暴走はいらないし、迷惑です。あれは間違った発表が多い。正しい科学を新政府の責任で。

日本の地震学者ってのは、本当に無能だ。科学は、未来を予測するもの。3.11があってから説明するなら、馬鹿でもする。大津波を引き起こす地震発生を、1時間前にでも余地する技術を早急に開発せよ。

地震予知ができないのが、日本の駄目地震学者。3.11で無能を証明したので、全員が切腹すべきだ。特に、大学教授クラスは、これからは、新進気鋭の若手物理学者の登場を望みたい。

それに比べ、日本の核エネルギー技術はすごいぞ。まだ何も起っていないが、浜岡原発は、ものすごい津波対策技術を開発している。


浜岡原子力発電所における津波対策の強化について(2012年12月)

以上

2012年12月21日発表