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東京に核弾頭

東京に核弾頭Radiation Protection Information Center

20キロトン空中核爆発シミュレーション

最初のシミュレーションは、核弾頭の空中爆発である。敵国が狙う標的は、国家中枢である首相官邸・国会議事堂であると考えられる。図は、ゼロ地点を仮に永田町として、同心円を描いた。弾道ミサイルの命中精度は、巡航ミサイルのように、ピンポイントの精度はない。1-2キロメートルくらいの誤差を生じることも、考えられる。

爆発高度を600メートルとし、爆発威力を20キロトンと設定する。 直径220メートルの眩しい火球が、都心の上空に出現し、核爆発災害の発生となる。

都心での核爆発シミュレーション予想図都心での核爆発シミュレーション予想図

ゼロ地点:首都 国会議事堂

死亡率
(死者全50万人)
建造物
2km圏内 平均59% 99%再利用不能に破壊
2-4km圏内 14%以下 88%再利用不能に破壊
2.2km圏内 全焼
4km以遠 1%以下

近距離

高層ビルや東京タワーが東海する恐れ

国家中枢機能(人・情報・指令)破壊

NEDIPSによる予測 著作権:高田純 2006

>衝撃波被害衝撃波被害

閃光・初期放射線暴露閃光・初期放射線暴露

引用文献

  • 高田純著「核爆発災害」中公新書 2007.

  • 高田純著「核と刀」明成社 2010.

  • 高田純著「東京に弾道ミサイル!核災害で生き残れる人、生き残れない人」オークラNEXT新書 2012.

  • 産経新聞 06.12.15 朝刊で報道 「安全保障新時代  眼前の危機」3回連載の第一話