最大加速度を受ける前に核反応を停止させた柏崎刈羽原子力発電所
C2008 高田純
図2-3 2007年7月16日10時13分の柏崎刈羽原子力発電所の地震計の記録と核反応停止時刻の分析。
1号機原子炉建屋起訴板上の地震計の記録の分析から、S波による最大加速前のP波感知により、稼働中の原子炉の核反応は自動停止していたことがわかる。この事実は、当の東京電力も知らなかったことである。
大事な分析結果なので、直ぐに、東京電力へ知らせた(11月22日、18:15 電子メールにて)。
この事実を最初に報じたのは、筆者の論文を掲載した内外ニュース社の週刊「世界と日本」2008年3月10日号。
文献 「核エネルギーと地震」 医療科学社 2008. より