2007.07.16 中越沖地震

東京電力柏崎原子力発電所被害による周辺への放射線影響

判断・意見 更新 2007.07.25

原子力発電所は地震の影響を受け複数個所が損傷するものの、原子炉の自動停止などにより、炉心および冷却系の甚大な損傷はなかった模様。

今回の事例は原子力施設が地震に対して強い設計になっていることを立証したと言える。もし、この地域に他の発電施設(火力、太陽光、風力)が建設されていたならば、どのような破壊が起きたであろうか。

新聞などで、東電に対しヒステリックな報道が続くが、冷静な報道を求めたい。東電も被災者である。

柏崎原発から周辺環境へ与えた線量はレベルFであり、完全にリスクが無視できる。柏崎市および報道機関は不評被害の発生を抑える責任もあることを忘れてはならない。