動画はこちらに https://youtu.be/hmUq3lSddY4
ユーチューブ: ターサンの深地層処分の科学
こんにちは 高田純です。本日は、原子力発電後に発生する無用な高レベル放射性廃棄物の深地層処分の科学を皆さんと勉強いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
深地層処分はウラン核燃料のリサイクル事業の重要な一部であり、最終部分です。科学的に考えれば、この核燃料サイクルには、とても明るい未来が見えてきます。
深地層処分費用はおよそ電気代の1%と想定されていて、妥当な範囲といえます。使用済み核燃料の再処理から取り除かれる有効成分のウランやプルトニウムは核燃料に成形されリサイクルされます。もし、高速増殖炉を使用するサイクルが完成すれば、8千年間もの発電が可能になると推計されます。このように、核燃料サイクルには明るい未来が見えます。
ガラス固化体となった高レベル放射性廃棄物の放射能は頑丈な金属製の鎧オーバーパックのなかで水を通しにくい粘土で囲まれ、300m以下と深い地層の中で眠り続けます。人間社会から隔絶させます。その間、物理法則にしたがって、放射能は徐々に減衰し消滅していきます。
化石燃料の大量消費、大気中の二酸化炭素CO2の増大、日本列に毎年のように押し寄せる大型台風による大災害が日本を疲弊させています。CO2削減の切り札は核エネルギーの利用です。世界一耐震対津波性能が開発されてきた日本の原子力技術にも注目すべきです。
世界の先進国は、地層処分の検討がすすめられていて、フィンランド、スエーデンが大きく一歩進んでいます。日本は適正地を示す科学的特性マップが示されています。
候補地の調査は20年です。調査が決まれば、電源三法交付金があります。処分地選定が決まれば、建設、事業開始となり、道路、港湾、本施設の建設で雇用の増大、人口増になります。当然、地域の教育、病院は充実してまいります。
国家百年の計、世界が注目する深地層技術、候補地としての調査に手をあげることを真剣に考えてみませんか。
髙田純が個人で深地層処分の科学を解説する動画を作製しましたので、ご覧ください。
令和2年1月16日