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線量計算 2019年8月8日のロシア北部での核力巡行ミサイルの爆発事故Radiation Protection Information Center

核爆発災害線量計算方式RAPSによる計算 高田純

核力推進巡航ミサイル 9M730 ブレヴェストニク

チャイナの核武装を背景に、2019年8月2日に失効した米露の中距離核戦力INF全廃条約の直後、ロシアとアメリカは早速、巡航核ミサイル発射実験を再開し、核軍拡競争が再燃した。しかもGPS通信衛星網を破壊する宇宙戦争のリスクも高まっている。やはり世界は花畑ではなかった。
核エネルギーを推進力とする巡行ミサイルが米露で開発されている。今回のロシア北部での事故は、これに関連しているらしい。トランプ米大統領はツイッターへの投稿で12日、爆発事故はロシアの原子力推進式巡航ミサイル「9M730ブレベストニク」の実験中に発生したと示唆。

ニュースで得られた情報から、高田純が核爆発災害の計算方式RAPSを用い線量を計算した。

爆発後およそ1時間で30km離れたセベロドビンスク市
で最大2.0 μSv/hの線量率になったと条件を仮定する。
0.075ktの地表核爆発の基準線量率2.0μGy/hから、
RAPS0の計算から今回の核分裂量をおよそ0.075ktTNTと推計する。

考察
爆発地点GZでの線量値が致死線量(8SV以上)と計算されたので、
5人の死亡者には放射線被曝死も含まれていたかもしれない。

2019.08.26 改定

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