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新刊  決定版 福島の放射線衛生調査Radiation Protection Information Center

福島県民の皆さん、福島の自宅に戻りたい人、福島に仕事で行かれている人、福島第一原発で作業された方や作業中の方、放射線衛生の真実を知りたい人のための本です。これで、安全であることがわかります。お読みください。 本書は日本図書館協会の選定書です。


専門科学者は真実を追求し、それを地元に、そして一般に報告します。それを皆さんが口コミで拡散すると、大きな力になります。Kさん、ありがとうございます。TWやFBで発信された読者の感想、掲載しています。

会津がルーツのMさんが、科学書なのに新刊を読んで涙ぐんだそうです。

Kさん: 私も何度も感動しました。不安に苛まれて北海道に避難してなおお子様方の健康を心配する母親への真摯で心暖かい対応。チェルノブイリ付近の方々のおもてなしのキノコを美味しくいただき、自らを測定なさるお姿。まだ危険だと報道がされてるような状況でのかの地にて二泊三日の酪農家の方とのちょっと長くて短い一時帰宅。誰もいない原発の門前での電力の方々への一言「がんばれ!」など。内容を思い返しただけで涙がこみ上げてきそうです。

はじめにより
福島県民は低線量で健康被害はありません。20km圏内も帰還できます。チェルノブイリや広島とは全く違うのです。 
 本書は、震災元年に緊急出版した線量調査「福島 嘘と真実」に続く、その後の4年間に行った筆者の福島放射線生調査報告の決定版です。全貌が理解できます。
 あの3月、福島第一原子力発電所内で緊急作業を頑張った東電職員や協力企業の作業員、災害対処に臨んだ陸上自衛隊員らの線量、緊急避難させられた周辺住民の線量が明らかになります。そして、チェルノブイリ事故の黒鉛炉の暴走と、原子炉反応が停止した福島の軽水炉事故の根本的な違いも明らかになります。
 福島全県の広範囲な放射線衛生調査から見えた県民の低線量の事実、その後の急速な放射能の自然減衰、福島第一原発での冷温停止と放射性物質封じ込めの成功、近海の放射能濃度の超低レベル、全国の原発の安全性強化の取り組み、20km圏内の線量大幅低下と復興策を、本書で報告します。福島の軽水炉事故災害が低線量で県民に健康被害が生じない科学の全貌と、これからの復興再建、そして国民の脱放射能アレルギーに役立つ情報となると信じています。
 科学こそが、福島の復興を切り開き、世界の文明のあるべき未来の姿を示すことができると信じています。科学の放棄は、文明の終焉を招くのです。
                   
主要目次
第1章 福島緊急時の個人線量
第2章 3.11あの日から
第3章 4月 東日本緊急放射線衛生調査
第4章 県民国民の心配に応える震災元年の取り組み
第5章 復活の牧場 2年目以後の福島20km圏内
第6章 福島と世界の比較 線量・線量率と災害規模
第7章 安全技術が進化する原発と福島20km圏内の復興策

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