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「美味しんぼ」論争・科学者からの反論Radiation Protection Information Center

非科学的な“風評加害”は許せません Voice 掲載 2014. 7月号 PHP社

 急性放射線障害を引き起こす線量は、1シーベルト以上です。白血病や発がんの後障害を誘発する線量は0.2シーベルト以上です。これらは瞬時の線量であり、年単位の積算値ではありません。「美味しんぼ」で指摘されているマイクロシーベルトのマイクロはその100万分の1しかなく、急性症状も発がんなどの後障害も絶対に生じない範囲です。
 食塩を一度に100グラム食べたら危ないです。しかし、その100万分の1、0.1ミリグラムの食塩は何の害もありません。しかも、人間は、毎日5グラムの食塩は必要ですから。

                       高田 純 理学博士 札幌医科大学教授

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