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縄文文明の石器産業を支えた北海道東部の遠軽町白滝の黒曜石Radiation Protection Information Center

2014年 5月 3日 訪問  縄文ファン、必見の施設。

湧別町縄文遺跡郡

シブツナイ湖

湧別町で発見された黒曜石/石器 9000年前

 5月3日、縄文文明を支えた黒曜石産地のメッカ、遠軽町白滝のジオパーク&埋蔵文化財センターを見学でき、感動しました。220万年前のカルデラ溶岩噴出から3万年前に始まった後期旧石器時代を、多数の発掘資料を基に、詳細に解説していました。
この地は、北海道東海岸(オホーツク)から20km、標高400mの山間部にあります。考古学ファン、必見です。館内では、学芸員さんに、親切に、説明もいただきました。ありがとうございました。(自己紹介せず、失礼いたしました)

その後、天狗平のキャンプ場から、十勝沢露頭の黒曜石層を展望しました。双眼鏡で観ましたが、残雪があり、残念ながら、黒曜石の水平層を確認できず。

  12000年前から始まる日本縄文文明の石器を支えた北海道遠軽町の白滝の良質で大量の黒曜石産業。どうやって、3万年以上も維持されてきたなのでしょうか?!

  その謎を追いかけて、翌5月4日は、オホーツク沿岸の遺跡、湧別町、網走を見聞いたしました。
 
 沿岸の町・湧別町立郷土博物館には、やはり、白滝産と考えられる黒曜石の石材20cmと石器がありました!9000年前の縄文早期の遺跡が発見されています。白滝まで45kmの距離です。人によって、運ばれていたのです。 考古学学芸員の林勇介さんから、親切にお話を伺いました。ありがとうございました。

湧別町はチューリップの産地で有名、ちょうど、その祭りが始まっていました。そこで、昼食(蕎麦)をいただき、80km南の沿岸の町・網走へ走りました。

途中、サロマ湖畔の道の駅で、ホタテ貝の炭火焼きを食べ、小休止。

14:00、モヨロ貝塚到着。土器を頭部に被せる・オホーツクの独特の埋葬の仕方を知る。到着。15:00、市立郷土博物館到着。網走支庁管内の全体発掘の事実を整理しました。

これは嘘だ 「3万年前の氷河期、マンモスを追いかけて大陸からやってきた人間が、北海道民の先祖」 
人類文明は、温暖な土地から、始まるのです。
元々、東北・北海道に、私たちの先祖が暮らしていました。
津軽海峡なんて、無いのも同じ、縄文文明の科学が証明済みです。
氷河期時代にも、”日本人”と渡ってきたかもしれない狩猟人との戦いはあったはず。

生命は海から始まるという原理からすると、海洋に囲まれた日本列島こそ、古い人類がいると考えます。一度、西洋思想を忘れて、科学を再構築すべきです。
                  
高田 純 理学博士 2014.5.5

                        休日のガリレオ 

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