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縄文 大船遺跡訪問  函館市 Radiation Protection Information Center

竪穴式住居跡

全景

前方は太平洋

縄文の森再現計画

 4月20日、前日の余市にある続縄文期のフゴッペ洞窟視察に続き、縄文早期(1万年前)から縄文晩期(3千年前)の遺跡がある函館市東海岸を見て廻りました。これが、縄文研究の最前線です。大船遺跡は、縄文時代中期(およそ4500年前)、100軒以上の住居跡があります。
 日本縄文文明は津軽海峡をまたぎ北海道・本州一体化していた。海と山に囲まれた函館市南茅部に縄文早期から晩期に至る7000年間、世界最古の文明がありました。
 その中でも注目すべきは、発見された漆糸(うるしいと)が加速器質量分析(AMS)炭素14年代測定の結果、9000年前のものと判明したことです。世界に誇る日本の漆技術が、9000年前に確立していたとは、驚くべきことでした。 この文明が、著保内野遺跡から出土した中空土偶(3500年前 国宝)に繋がっています。
 北海道・北東北の縄文遺跡群は世界遺産登録をめざしています。みなさん、応援ください。
                                     高田 純 理学博士 2014.04.22
                                          休日のガリレオ

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