タイトル画像

新着情報

世界一の耐震耐津波技術開発に邁進する日本の原子力発電Radiation Protection Information Center

北海道電力 泊発電所 加圧水型軽水炉 視察 2016.11.30 防潮堤の上部(左上)、緊急時指揮所内部 緊急時1週間線量を13mSv以下とする防護 (左下)、3号機格納容器内部天井の冷却用スプレイ3連を見上げる(右) 基準地震動の大きさ620ガルを想定し対策を立てている。

浜岡発電所を取り囲む防波壁を太平洋側から観る

浜岡原子炉建屋大物搬入口外側の強化扉1mの厚さ、漂流物の衝突に耐えられる頑丈さがある。

浜岡 海水汲み上げ装置の津波対策

昨日、北海道電力泊発電所加圧水型軽水炉の防災対策の改善を、物理学教室に基礎配属した医学部の学生を連れて視察してまいりました。耐震性能の強化、巨大津波対策としての16.5mの高さの防潮提建設、水密扉、万一に備えての土木工事を可能にするブルトーザーなどの配備、ポンプ車や移動発電機車等の運転操作を実施するシビアアクシデントチーム(陸自OBの採用)35人の部隊、水素除去設備、などなど、規制庁の基準達成ばかりか、あくなき安全性追求の姿勢が見えました。様々な監視と、機動隊常駐、海上保安庁の船の守り、多重検問などセキュリティ対策も高い水準にあり、北海道で最強のエネルギー施設になります。
高田純 2016.12.1

全長1600メートル、海抜18メートルという巨大な防波壁が完全に浜岡の中部電力原子力施設を囲んでいました。高さは現状よりもさらに4メートルかさ上げするということです。原子力建屋は、仮に津波が防波壁を突破するようなことがあったとしても、厚さ1メートルの強化扉に守られていて、さらにその内側にも80センチの水密扉が備えられていて、水の浸入を防ぐ造りになっています。冷却水系統の防護をした上で、冷却用電源も多重に確保する構えで大規模工事が進んでいます。完成は平成26年度末の予定で、正しく世界一の耐震・耐津波技術開発に挑戦していると言える。 
視察 高田純 2013.5.19

Get Adobe Reader

※ PDFファイルをご覧頂くにはAdobe Reader日本語版が必要です。お持ちでない方は上のボタンをクリックし、手順に従いダウンロード(無償)して下さい。