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トルファンのブドウの放射能検査Radiation Protection Information Center

シルクロード ブドウの産地トルファン

ぷりぷりのブドウの食感で美味い

 1964年から1996年まで、中国共産党がタクラマカン砂漠で、メガトン級核爆発を行い、ウイグル人が放射線で多数死亡する大災害がありました。消滅する村もありましたが、環境放射能は大幅に減衰しています。物理半減期30年のセシウム137でさえ、環境中では数年の実効半減期で減衰することが、世界各地の調査から分かっています。
 トルファン産の干しブドウ800グラムを、ガンマ線スペクトロメータで検査したところ、
不検出(1キログラムあたり100ベクレル以下)と、全く問題ないレベルに放射能環境は回復していました。
 我が家では、トルファンのブドウを入れたパンを妻が焼いて、時々、食べています。美味しいです。
 過去の悲劇を乗り越え、現地では農業に励んでいます。みなさん、現地ウイグルの応援、宜しくお願い致します。日本でも、この美味しい干しブドウが、食べられます。
  高田 純 理学博士 2015年 2月 24日

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